蕾のままの桜の下で
グランドの隅 いつもひとりで たたずんでいた
もう君のその姿 見ることもできない
もう最後と思う程僕は 臆病になる
このまま時間が止まり 変わらないといいのに
君との距離が遠くなる もう逢えないかもしれない
そんな不安を目の前に 何も言えずに見つめる
蕾のままの桜の下で 君の笑顔が 眩しすぎて
ただ戸惑って たたずんでいる
少しの勇気が欲しい
教室の机の落書きも 色あせている
あの頃あの場所には 戻ることできない
伝えること 伝えたいことは 沢山あるが
言葉にすると君を 失うような気がした
変わってしまう日常が まだ信じられないでいると
君は笑って言うけれど 乱れる心隠せず
蕾のままの 桜の下で
すべもなくただ 見つめるけど
きっと僕には 振り向かないよ
君の瞳がくやしい
やがて桜の花が散り 僕等は別々に進んでく
きっといつか知らぬうちに 君も変わってしまうよ
春は咲いてた 夏は焼け付く
君はいつでも 輝いてた
秋がおとずれ 冬は凍えた
君の近くに居れたから
最後の言葉 「君が好きだよ」
心の中で 繰り返すけど
「もう逢えないの?」 「また逢えるかな?」
それすら僕には 言えない